乳癌診療ガイドライン「疫学・予防」の目次です。
推奨の強さ/エビデンスグレード(疫学・予防の領域に限り採用)/推奨決定のためのアウトカム全般のエビデンスの確実性(強さ) は こちら をご参照ください。
改訂のポイント(2018年版 Ver.5/2021年3月31日改訂)
- 6.総説:遺伝性乳癌と遺伝学的検査,遺伝カウンセリング:現在の承認状況や方針にそって、大幅に記載修正と、図表の入れ替えをおこないました。
※誤記修正:(1)既発症者の乳癌が遺伝性である可能性を考慮すべき状況(10行目)、「自費診療」を「保険診療」に修正しました(2021年10月7日)
【 疫学・予防 】
エビデンスグレード | 推奨の強さ | リンク | BQ | CQ | FQ | 項目 | |||
1 | 2 | 3 | 4 | 1.疫学総論 | |||||
閲覧 | 総説1 日本人女性の乳癌罹患率,乳癌死亡率の推移 | ||||||||
閲覧 | 総説2 日本人女性と欧米人女性の乳癌予後の比較 | ||||||||
2.乳癌発症リスク―①生活習慣・環境因子 | |||||||||
閲覧 | 総説 食事関連要因と乳癌発症リスクとの関連 | ||||||||
ほぼ確実 | 閲覧 | 1 | アルコール飲料の摂取は乳癌発症リスクを増加させるか? | ||||||
喫煙:ほぼ確実/受動喫煙:可能性あり | 閲覧 | 2 | 喫煙(受動喫煙含む)は乳癌発症リスクを増加させるか? | ||||||
可能性あり | 閲覧 | 3 | 乳製品の摂取は乳癌発症リスクを減少させるか? | ||||||
証拠不十分 | 閲覧 | 4 | 緑茶の摂取は乳癌発症リスクを減少させるか? | ||||||
可能性あり | 閲覧 | 5 | 大豆,イソフラボンの摂取は乳癌発症リスクを減少させるか? | ||||||
証拠不十分 | 閲覧 | 6 | サプリメントの服用は乳癌発症リスクを減少させるか? | ||||||
閉経前:可能性あり/閉経後:確実 | 閲覧 | 7 | 肥満は乳癌発症リスクと関連するか? | ||||||
閉経前:証拠不十分/閉経後:ほぼ確実 | 閲覧 | 8 | 運動は乳癌発症リスクを減少させるか? | ||||||
可能性あり | 閲覧 | 9 | 夜間勤務は乳癌発症リスクを増加させるか? | ||||||
証拠不十分 | 閲覧 | 10 | 電磁波は乳癌発症リスクを増加させるか? | ||||||
証拠不十分 | 閲覧 | 11 | 乳癌発症リスクに関連する心理社会的要因はあるか? | ||||||
1 | 2 | 3 | 4 | 3.乳癌発症リスク―②既往歴・家族歴 | |||||
高線量被曝:確実/医療被曝:ほぼ確実/低線量被曝:証拠不十分 | ● | ● | 閲覧 | 12 | 放射線被曝は乳癌発症リスクを増加させるか? | ||||
確実 | 閲覧 | 13 | 良性乳腺疾患は乳癌発症リスクを増加させるか? | ||||||
確実 | 閲覧 | 14 | 乳癌家族歴は乳癌発症のリスク因子となるか? | ||||||
1 | 2 | 3 | 4 | 4.乳癌発症リスク―③合併疾患・治療薬 | |||||
ほぼ確実 | 閲覧 | 15 | 糖尿病の既往は乳癌発症リスクを増加させるか? | ||||||
証拠不十分 | 閲覧 | 16 | スタチンの服用は乳癌発症リスクを減少させるか? | ||||||
可能性あり | 閲覧 | 1 | 低用量経口避妊薬(OC)や低用量エストロゲン・プロゲスチン配合薬(LEP)の使用は乳癌発症リスクを増加させるか? | ||||||
有子宮:ほぼ確実/子宮摘出後:ほぼ確実 | 閲覧 | 2 | 閉経後女性ホルモン補充療法は乳癌発症リスクを増加させるか? | ||||||
閲覧 | 1 | 不妊治療における排卵誘発は乳癌発症リスクを増加させるか? | |||||||
1 | 2 | 3 | 4 | 5.乳癌発症リスクの評価と化学予防 | |||||
確実 | 閲覧 | 17 | マンモグラフィの乳房構成は乳癌発症リスクと関連するか? | ||||||
証拠不十分 | 閲覧 | 18 | 乳癌の発症を予防するための薬剤を投与することは有用か? | ||||||
閲覧 | 2 | 日本人の乳癌発症リスク評価にGailモデルは勧められるか? | |||||||
閲覧 | 3 | 日本人の乳癌発症リスク評価として遺伝子多型情報を用いたモデルは勧められるか? | |||||||
1 | 2 | 3 | 4 | 6.癌遺伝子診断と乳癌発症予防 | |||||
閲覧 | 総説 遺伝性乳癌と遺伝学的検査,遺伝カウンセリング New! | ||||||||
閲覧 | 3 | BRCA1あるいはBRCA2遺伝子変異をもつ女性にリスク低減乳房切除術は勧められるか? | |||||||
● | 3a | 乳癌未発症者における両側リスク低減乳房切除術(BRRM)の場合 | |||||||
● | 3b | 乳癌既発症者における対側リスク低減乳房切除術(CRRM)の場合 | |||||||
● | 閲覧 | 4 | BRCA1あるいはBRCA2遺伝子変異をもつ女性に予防的内分泌療法は勧められるか? | ||||||
● | 閲覧 | 5 | BRCA1あるいはBRCA2遺伝子変異をもつ挙児希望のない女性にリスク低減卵管卵巣摘出術(RRSO)は勧められるか? | ||||||
● | 閲覧 | 6 | BRCA1あるいはBRCA2遺伝子変異をもつ女性が乳房温存可能な乳癌に罹患した場合であっても乳房全切除術が勧められるか? | ||||||
1 | 2 | 3 | 4 | 7.乳癌患者の生活習慣・環境因子と予後の関連 | |||||
閲覧 | 総説 ライフスタイルと乳癌予後との関連 | ||||||||
閲覧 | 19 | 妊娠期・授乳期の乳癌は予後が不良か? | |||||||
証拠不十分 | 19a | 妊娠期の場合 | |||||||
ほぼ確実 | 19b | 授乳期の場合 | |||||||
閲覧 | 7 | 肥満は乳癌患者の予後に影響を及ぼすか? | |||||||
乳癌全体:確実/トリプルネガティブ:証拠不十分 | 7a | 乳癌診断時の肥満の場合 | |||||||
ほぼ確実 | 7b | 乳癌診断後の肥満の場合 | |||||||
証拠不十分 | 閲覧 | 8 | 乳癌初期治療後の食事による脂肪摂取は乳癌患者の予後に影響を及ぼすか? | ||||||
● | 閲覧 | 9 | 乳癌患者に対して身体活動を高く維持することは勧められるか? | ||||||
大きな関連なし | 閲覧 | 10 | アルコールの摂取は乳癌患者の予後と関連するか? | ||||||
ほぼ確実 | 閲覧 | 11 | 喫煙は乳癌患者の予後と関連するか? | ||||||
可能性あり | 閲覧 | 12 | 食事によるイソフラボン摂取は乳癌患者の予後に影響を及ぼすか(診断後)? | ||||||
証拠不十分 | 閲覧 | 13 | 乳製品の摂取は乳癌患者の予後に影響を及ぼすか? | ||||||
1 | 2 | 3 | 4 | 8.乳癌患者に対する心理的サポート | |||||
生存期間:証拠不十分/QOL向上:可能性あり | 閲覧 | 14 | 心理社会的介入は乳癌患者の予後改善に有用か? |